浜口京子 レスリング女子72キロ級 初戦敗退 [オリンピック]
浜口京子 初戦敗退! レスリング女子72キロ級
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3度目の五輪に臨んだ女子72キロ級の浜口京子選手(34=ジャパンビバレッジ)は初戦となる2回戦で、アテネ大会銀メダリストのグゼル・マニュロワ選手(34=カザフスタン)にピリオド1―2で敗れた。
浜口選手は敗者復活戦にも回れず、3大会連続のメダル獲得はなりませんでした。
2004年アテネ大会でレスリング女子が採用されてから、日本がメダルを逃したのは初めてです。
第1ピリオド、浜口選手はタックルからローリングで3点を失い、追いかける展開。
背後に回り1点を返したものの1―5でピリオドを落としました。
第2ピリオドは、先に背後をとられ1点を失ったもののすぐに追いつき、ルールにより最後に得点した浜口選手がピリオドを取ります。
第3ピリオドはともに得点できず。
延長はビールピックアップで浜口選手が有利な体勢となりましたが、倒しにいったところを投げ技で返され勝負あり。
浜口選手は倒した思ってガッツポーズが出ましたが、抗議するも覆りませんでした。
マニュロワ選手が決勝に進んだ場合は浜口選手が敗者復活戦出場となりましたが、マニュロワ選手が準々決勝で敗れたため出場となりませんでした。
大会前に今大会限りでの引退を示唆し、3大会連続のメダルを狙った浜口選手には悔しい結末です。
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【スポニチニュース】
悲願の金メダル獲得の夢は絶たれた。レスリング女子72キロ級の浜口京子選手(34)は初戦で敗退、3大会連続のメダルとはならず、うつむきながらマットを下りた。
アテネ、北京と続けて銅メダルだった。「自分のレスリングができるように、金メダルを取れるように」と臨んだ3度目の舞台。第1ピリオドを先取されたが追いつき、最後の第3ピリオドは延長戦にもつれこんだ。有利な体勢から相手を攻め、勝利を確信、ガッツポーズをしたが、判定は無情にも相手の返し技のポイントに。厳しい表情で会場を後にした。
観客席では浜口選手の両親が立ち続けて応援。母初枝さん(71)は「京子、よくやった」と声を掛け「90点あげたい」と納得した様子。父アニマル浜口(64)は「何であんな負け方をしたんだ」と悔しそうだった。
女子72キロ級で3大会連続のメダル獲得を逃がした浜口京子(34=ジャパンビバレッジ)は、悔し涙が止まらなかった。
「悔しさが湧き起こって…。今回こういう形で終わってしまったんですけど、でもまだシューズを脱ぎたくなくてまだ履いているんですけど…」
まさかの初戦敗退。敗者復活戦に回ることもかなわず、現実を受け入れられない無念さがにじむ。
34歳。大会前には今大会を最後に引退の覚悟でマットに上がった。
「でも、でも…。ロンドンまで来られたから。自分自身、悔しくて苦しかったけど…たくさんの方に支えてもらって、応援ありがとうございました」
そう、言葉を絞り出し浜口が五輪の舞台を後にした。
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