室伏広治 男子ハンマー投げ 決勝進出 サークルの感触を確かめられた [オリンピック]
室伏広治 男子ハンマー投げ 余裕の決勝進出! サークルの感触を確かめられた
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陸上が3日から始まり、男子ハンマー投げでアテネ五輪金メダルの室伏広治選手(37 ミズノ)が予選A組で78メートル48を投げ、決勝進出を決めました。
北京五輪は5位に終わりましたが、昨年の世界選手権で史上最年長優勝。
王者として臨むロンドンで、今度は同種目の五輪最年長優勝を目指します!
2大会ぶりの五輪金メダルに向け好発進でした。
室伏の1投目は77メートル18。
通過ラインの78メートルにわずかに足りず、苦笑いを浮かべましたが、2投目で78メートル48を投げてあっさり通過。
「1投目で終わってもよかったけど、サークルの感触を確かめられた。
決勝に向けては良かった。」
余裕のコメントでした。
今季の試合出場は6月の日本選手権のみに抑え、練習拠点の米国カリフォルニア州サンノゼでじっくり調整。陸上の日本選手団では一番乗りとなる7月20日に現地入り。
「オリンピックスタジアムと同じサークルがある」という、ロンドンから150キロ離れたラフバラ大学を調整場所に選び、五輪決勝に照準を合わせていました。
ハンマー投げ決勝のある5日は、37歳302日。
1920年アントワープ大会を37歳227日で制したパット・ライアン(米国)を75日上回り、同種目では史上最年長王者になる目論見。
ハンマー投げ発祥といわれるイギリスでの五輪で、室伏選手が最高の結末に向けて発進しました!
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